【夫シリーズ】続編。ダルビッシュ×ヤンキース in ダラス!20120424 Part 2!!
まずは前回のバット投げの写真。あなたは飛んでいるバットを見つけることができたでしょうか?答えはこちらです。
さすがジョシュ・ハミルトン、脅威のパワーを見せ付けていますね。なお現在ハミルトンは背中を故障してここ2、3試合出場停止となっております。チームの主砲、守備の要なので早く戻ってきてくれることを願います。
さてこの試合のビッグニュースといえば日本人ピッチャー対決!そう、ダルビッシュ有x黒田博樹!メジャーリーグでは七度目の日本人先発投対決。当初の予定では、黒田選手は前日投げる予定でしたが、天候中止の試合があった為、黒田選手の繰り下げスタートが決まり、イチローのときのような夢の対決が決まりました。
基本的に僕は黒田選手のフォームが気に入ってます。みよ、黒田の舞!
前回黒田選手はメッタメタに打たれてしまい、地元ファンからはブーイングを受けてしまいました。ニューヨークのファンは硬派だからなー。もしダルビッシュがヤンキースに入団して、初登板がアノ5失点試合だったらかなりの罵声を浴びていたでしょう。レンジャーズファンからはスタンディングオベイションをもらってYuは幸せ者だ!ニター
ここで知っておかなくちゃいけない業界用語「ユーイング」。三振を取ったり、ファインプレーをしたり、ダグアウトから出てきたり、降板の時ダルビッシュ有選手に贈る最高のエールであります。決して「ブーイング」ではありません!「ユーイング」です。数々の観客が「ユーイング」しているの見えますか?さあ、両手を口にそろえて「YUUUUUUUUUU」と思いっきり叫んでください。これであなたもYU名人…あれ?
さてヤンキースといえばまずはこの方!デレク・ジーター(Derek Jeter)。キャプテンであり、ベテランであり、人気No.1。まさしくヤンキースの顔です。試合前のウォーミングアップでも注目度ダントツ。今シーズンはスタート絶好調であり37才でありがならリーグNo.1の打率者。レンジャーズシリーズでは13打席8安打という6割以上の成績を残しました。もう彼には脱帽です。
守備はショートでかっこいい!ニューヨークの貴公子!キャー!
また、ヤンキースといえば通称Evil Empire、悪帝国と呼ばれています。毎年メジャートップの収入を保ち、軟弱チームのスター選手を大金で買取り、お金でドリームチームを作りリーグを圧倒するパターンが多くEvil Empireと呼ばれる。中でもこの選手が一番の立役者、そうアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)。
彼は元々イチロー所属のシアトル・マリナーズの選手であり、テキサスレンジャーズのスーパースター選手でもありました。しかしレンジャーズの元オーナー、トム・ヒックスがロドリゲスをどうしてもレンジャーズに入団させたく、なんと契約金2億5200万ドル(202億円)という前代未聞の大金でレンジャーズと契約させたのです。なおこの10年252億ドル契約は2000年のことであり、現在でもそれ以上の契約はいまだにされていない。恐るべしロドリゲス、この凍てつく空気は?!
さあ試合も中盤になりさらに盛り上がる一方。ダルビッシュも強力打線ヤンキースを0点に抑えているし、黒田もオープニングホームランをキンズラーに打たれてから好調に投げている。そこでフと見つけたのが僕の一番応援している方!わかりますかー?
Let's ズームイン!!!
そうです!上原浩治投手です!いやー僕はアメリカ育ちにも関わらず上原選手とは同い年で読売ジャイアンツの時代からずーっと応援してきたんですねー。そして極めつけは彼のWBC(ワールドベースボールクラシック)での活躍ぶり!もうあの時のことは心に焼きついていますね。とにかくスターです!No.1ファンです!今年も良いスタートでチームの大事な役割を果たしています。ガンバレKoji!キラーン。
しかし上原選手何を観ているのでしょうか?視線をたどっていくと・・・あ!何ですかこれは?得たい知れない物体たちが走ってるぞ。
ドドドドドドドド
この御三方はレンジャーズボールパークの名物、「テキサスレジェンドダッシュ」(Texas Legends Dash)の参加者ジェームズ・ボウイ(James Bowie)、デイヴィッド・クロケット(Davy Crockett)、サム・ヒューストン(Sam Houston)。どなたもテキサス歴史の偉大な人物だったのですねー。お時間のある方は是非ウィキペディアで彼たちのことを詳しく!
そのころダルビッシュもリラックスしながら観戦。
そしてさらに豪華ゲストがビッグスクリーンに映されました!なんとケンタッキーフライドチキンのカーネルおじさん!さすがレンジャーズを観に来る有名人はスゴイ!
チガイマス。明らかにチガイマス。しかも食べている物がチキンじゃなくてメキシカンじゃーん。これはお髭Camといって、立派なおひげちゃんたちを映してくれるそうです。そのほかにもMuscleCamというマッチョポーズをしている観客を映してくれます。さらにKissCamもあります。映ったら恥ずかしがらずしっかりブチュウをしてください!アメリカですから!
さてここで一気にアクションショットを連発!まずは黒田投手の力投!
それを対するレンジャーズの打線!ナポリ!
懸命に守るジーター
ハミルトンの盗塁!
ヤンキース打線も活発!
抑えるダルビッシュ!
結局この試合はレンジャーズがヤンキースを2-0と勝利を挙げ、ダルビッシュは8回1/3を投げ10三振という素晴らしいピッチングでした。降板の時の「ユーイング」はいまだに忘れられません!球場全体が揺れてました。なお黒田投手も好投できて胸を張って降板できたと思います。その黒田選手の降板姿をもう一度!
そして最後に去っていくダルビッシュ選手。先頭を切って歩き、今日は「男を魅せた!」って感じます。
やがて球場も眠りつつ、今日もまた次の歴史的瞬間を待っているのです。
読んでくださりありがとうございました!
またいつか書くかもしれないのでそのときはぜひ読んでください!