ダルビッシュ登板!テキサスレンジャーズ×タイガース 20120626 pt1
ダルビッシュ選手、MLBでの10勝目おめでとうございます!!
さて、近頃レンジャーズには新人ピッチャーの
リリーフ達が増えました。
今までロビー・ロス君一人がしていた
”試合直前の仮装“も人数が増えて3人に。
(*仮装は新人選手に課せられる宿命)
その日の試合が始まる直前、彼らはダグアウトから
人々の注目を集めながらこの恰好でブルペンへ向かうのです。
そして反対に試合直前までブルペンで
投球練習をしているのはその日の先発投手。
この日はもちろんダルビッシュ選手!
リリーフ陣はブルペン入口まで来ると、
そこで待機して先発投手を出迎えます。
ダルビッシュ選手、降りてきた!
ここでお互い激励の言葉などを交わすのでしょうか。
軽く挨拶を交わしてダルビッシュ選手はダグアウトへ、
リリーフ陣達はこの入口から中へ入ってブルペンへ。
試合前なので、選手たちの表情や仕草にも
緊張した様子が見受けられます。
ちょっとしたセレモニーのようで、私は先発投手と
リリーフ陣の、このシーンがすごく好きです。
内容はどうであれ、“結果、勝てばいい”というのがMLB。
不安定な前半を経て後半に調子の上がってくる
ダルビッシュ選手、(アメリカ人ファンも監督も慣れてきたのでは・・・・)
というのにはずいぶん慣れたのですが昨日は
調子が上がるのが遅かった気がします。
相手は強打線のタイガースなので、
見ているほうもドキドキです。
1回から早速フォアボールで打者を歩かせることから始まって、
あまりの不安定さに心配したキャッチャーの
トレアルバがマウンドのダルビッシュ選手のもとに
駆け寄る場面が数回。
前半が不安定なのはいつものことだし、
また調子が上がってくるよね☆、と
余裕の表情で見ていましたが昨日はなかなかそれがない。
タイガースに先制点を許すもレンジャーズ打線が
がんばってくれたので、同点に追いつき、やがて逆転へ!
観客大喜びであちこちで交わされるハイファイブ!
・・・が、またもダルビッシュ選手が打たれる。
レンジャーズが打って引き離そうとしましたが、
1点ずつ、確実にじりじりとタイガースが迫ってきます。
なのに、ダルビッシュ選手のボールコントロールは
なかなか定まらない・・・・。
巨漢フィールダーにもホームランを打たれてしまうし。
(この人、TVでも見ても大きいなと思っていましたが、
実物も本当に大きかったです。横に(笑)なのに名前はプリンス)
ようやくダルビッシュ選手の調子が戻ってきた!
と思わせてくれたのは6回あたりだったでしょうか。
三振も決まり始め、観客も盛り上がります。
そして近頃スランプに陥っていたハミルトンが前日に続いて
ホームラン!やった~!!
久しぶりにこの目でハミルトンのホームランが見られました。
ホームランはいいものですが、特にハミルトンのそれは
すっごくテンションが上がるのです。
ダルビッシュ選手、不安定ながらも結果10Kを
取ったところで降板、マイク・アダムスへ。
このアダムスがまた調子がイマイチで、
せっかくレンジャーズがリードしているのにまたも観客はハラハラ。
でも最後はネイサンがしっかり抑えてくれて
みごとダルビッシュ選手10勝目となりました。
ダルビッシュ選手、久しぶりに最後のこの場面にも出てきていました。
ダラスはすでに夏真っ盛り。心配した天候ですが、
昨日は会場到着時の夕方4時には39度、
それからさらに1度上がって40度になりました。
私たちの席は西日までしっかり当たる3塁側だったので、
試合開始あたりまでずーっと陽のあたるところに座っていました(涙)
暑かった・・・・・。
日焼け止めを塗ってきたけど、汗をかいてすぐに落ちるので、
何度か塗りなおしました。こんなに太陽の当たる所にじっと座っている日が来るなんて(涙)
日本で日傘を手放さなかった私はどこへ・・・・・。
ダルビッシュ選手もこれではさぞ暑いだろうと思っていましたが、
幸いマウンドは試合が始まるまでには日陰になりました。
試合後のインタビューによると、ダルビッシュ選手自身は
あまり暑さを感じなかったようですね。
確かに日本と違って湿度がかなり少ないので、
それだけでずいぶんと違うのでしょう。
日本の夏で鍛えられているのでしょうね。
この日もまたホームでの試合を勝利で飾った
ダルビッシュ選手、特に暑い日の試合でしたが、
私たちにとっても思い出深い1日になりました。
キャプテンもお疲れさま!!
To be continued...