レギュラーシーズン最後の試合が行われます。
今日の試合が雨でキャンセルになったため明日へ順延。
明日はダブルヘッダーになり、第一試合が午後12時5分より
スタート、その後第二試合目が午後6時5分よりスタートします。
(日本時間10月1日午前2時5分&午前8時5分)
ダルビッシュ選手はこのお昼の第一試合に登板します。
第二試合には今日登板予定だったホランドがマウンドへ
立ちます。うまくいけば明日ダルビッシュ選手が
地区優勝へと導くシーンが見られたのですが、
今日の雨のおかげで色々と予定が変更になってしまいました。
ダルビッシュ選手登板での地区優勝、見たかったなあ。
でも我儘は言いません。レンジャーズさえ勝ってくれれば!
そして近頃上原選手がめっぽう強いです。
抑えとして120%の力を発揮されています。
日ごろの”コツコツと努力”の成果ですね。
ボールパークでの"コージコール”もよく耳にします。
もちろん明日は私たちも観戦に行きます。
2試合とも観戦予定です。明日は長い1日になりそう。
来月からはワールドシリーズへ向けて大詰め、ポストシーズンが始まります。
4月から始まったMLBの集大成の時期を迎えます。
レンジャーズが狙うのは今年ももちろんワールドシリーズ!
GO RANGERS!!
ダルビッシュ選手の登板予定はあと2回となっています。
そしてそのうちの1回が今夜。
”絶対に負けられない相手、現在レンジャーズに次ぐ
順位にいるオークランド・アスレチックスです。
近頃のダラスは暑さが少し戻ってきて、本日も33度。
試合開始の7時過ぎには31度まで下がるそうなので、少しはましかな?
7月からのスランプを乗り越えて、俄然強くなったダルビッシュ選手。
シーズン前半はチームのフォローがあって勝利を積み重ねていた
ところがありますが、今のダルビッシュ選手は”自分の力で
試合を作り、勝ちを得ている”という印象です。
様子見だったアメリカ人ファンたちもかなり見直してきているようです。
とにかくカーブがすごい!!
今日もそんなファン達の期待に応えてくれるでしょうか。
それではいってきまーす!
・・・という予定でしたが、急きょダルビッシュ選手の登板がなくなりました。
首の痛みによるものだそうです。ショックーーー!
でもあまり大事に至らないものだとよいですね。(9/25 4:45pm現在)
今日のブログの主人公はなんとシアトル・マリナーズの川崎宗則、ムネリン選手です!妻のブログでも書かれた先日のマリナーズ対レンジャーズ戦はいろんな日本人選手が活躍されました。ダルビッシュ選手、上原選手、岩隈選手、建山選手もブルペンで投げていました。そんな中、川崎選手もこの日はスタメンに!いつもイチロー選手が注目を浴びていた中、今回は川崎選手がフィールドの貴公子(?!)となりました。
(ちなみに川崎選手はレンジャーズの選手ではないため、妻は一切興味が無いそうです)
僕の川崎選手の第一印象は動作がとにかく多いこと。この人は動きます。小動物みたいです。川崎選手が一塁でタイムをかけたとき、あまりにもジャージを直す時間が長かったためアメリカ放送の実況アナウンサーも思わず「Come on Kawasaki」(なにしてるんだ、早くしろ!) と珍しく怒ってました。でも間違いなく元気はいいです!言葉は通じにくいかもしれないけど、ムードメーカーとしてしっかりチームに溶け込んでいるようでした。
今日はその川崎選手、ムネリンの活躍画像をを80連発で行きたいと思います!さあ右手を握って強く、桜島に向かって1・・・2・・・3・・・チェストー!
試合前に出てくるムネリン。

もうスタッフと絡んでいます。



いきなりダッシュ!

ウォーミングアップ。

素振り。

ブンブンブンブン。

川崎ストレッチ!

試合開始!






雨の中、打席に立つ川崎選手。











監督に指導を受ける。

オッケーオッケー!

アロハー☆

岩隈選手にアドバイスをしにいきます。

・・・と思ったらロージン目当て。

腕が鳴るぜ。

シュッ!

試合はレンジャーズが勝利!ムネリンおつかれさまでした!

・
・
・
・
・
・
・
・・・と言いたいところですがまだまだ続きます!実は次の日の試合も見に行ったところ、ムネリンが練習場で輝いていました!
今日もハイテンション。




音楽聴きながらダンス。

今日も動くムネリン!




スパイクに石が。

ジロ。

ノック練習。








もう一丁!

こっちきた!

わお!目の前!




最後にお礼。

次はバッティング。


いきなりバント練習。

打球も素手で取りに行く!

はっ!

バシ!

ムネ「どうだ岩隈、俺の腕は?」

岩「あー、ハイハイ」

再びフィールドへ。




ジャンピングスロー!

フライボール。


オーライ。

最後は大技。


股の間からスロー!

いかがでしたかムネリン特集?見ているとやっぱりメジャーの選手だなーと思いました。今後ももっともっと活躍して他の日本人選手の見本になるといいですね。川崎選手もイチロー選手に憧れて頑張ってメジャーに来たのですから。以上、ムネリンスペシャルでした!

exblogのブログサービスにはメッセージを送る場所がなかったので、
ブログ用としてメールアドレスを作りました。
お問い合わせ、ご連絡などはこちらへどうぞ!
mikaotx@gmail.com
さて、この日は前述したとおり、いつもよりも遅くに
ボールパークへ到着した私たち。
急ぎ気味に座席へ行くと、フィールドをぞろぞろ歩いている
一般の方たちが。なんだろう?と思っていると、
”シーズンチケットを25年以上&40年以上購入し続けている皆さん”
なんだそうです!すごい!!
40年以上も変わらずレンジャーズを応援している皆さんへ、
球団オーナーであるノーラン・ライアン氏が直々に挨拶に来ていました。

こちらは25年以上の皆さん。これでも十分すごい!

あいにくの雨でしたがこの日の”マウンドまでボールを
運ぶ係”を務めたのは小さな女の子。

良くできました!彼女は"Hamilton 32"とプリントされた
Tシャツを着ています。ハミルトンのファンなんですね!

このあたり、この時期はあまり雨は降らないんです。
昨年は夏日がこれまでの新記録を達成する程続いた上に
雨も降らず取水制限が出されたのですが、今年は夏の間も
しばしば雨が降りました。近頃急激に気温が下がったので
まだ気持ちがついていきません。もう少し夏が続いてほしいなあ~。
でも雨のお蔭でいつもあまり見ない光景が見られました。
観客の皆さんin ポンチョ!白いポンチョがボールパークで
販売されているものです。レンジャーズのロゴがプリントされて、8ドルナリ♪

また、先週レンジャーズは今シーズン始まって以来、
入場者数が300万人を超えました。

これは凄いことです。人気のある球団しか達成できません。
ボールパークにはファンへ感謝する大きな横断幕が掲げられました。

イニングが変わるときにはビッグスクリーンに選手たちから
"thank you"メッセージが流れました。
↓こちらはイアン・キンズラー

↓こちらはクレイグ・ジェントリー

日本人選手は誰も登場しませんでした。寂しいなあ~。
日本人選手と言えば、ダルビッシュ選手の新しいデザインの
Tシャツを発見!これ、レンジャーズオフィシャルなのかな(笑)

同じくイニングが変わるときに、”ドットレース”が行われました。
以前、”テキサスの英雄たち”の着ぐるみが走るレースが
ありましたが、これはドット(点)版です。
昔からメジャーリーグの試合では点同志が争うレースがあって、
その進化版が着ぐるみだそうです(笑)
出場するドットたちは赤、青、緑!さてこの中の誰が栄えある
勝利をつかむのでしょうか。レース直前のドットたち。
顔?に書かれた"Ozarka"とはミネラルウォーターのブランド。
レンジャーズの主要スポンサーの内の一つでもあります。

レーススタート!!
美人ニュースキャスターさんの後ろを通り抜け、

テキサスのハイウェイの脇をひた走り
(このバレバレな合成がイイ)

一行がフィールドになだれ込んできた~!!

大きな頭?体?で絡まりながら走ってくるドットたち。


レンジャーズガールがフラッグを振る中、もみくちゃになりながら
1位でゴールしたのは緑のドットでした。やったね!

シンプルかつアナログな、何のひねりもないレースですが、
それでも観客たちは盛り上がりドットたちに熱い声援を送るのです。
もちろん私たちも!
そうそう、本物の選手も紹介しなければ。
こちらは弱冠19歳のプロファー選手。

最近マイナーリーグから上がってきたばかりですが、
初打席でホームランという輝かしいデビューをしました。
期待の新人さんです。後姿だけどよろしくね♪
先日、ダルビッシュ選手のブログにも登場していました。
試合開始直前にキャッチしたダグアウトの選手たち。
なにかふざけあっています(笑)

よく彼らは試合前にちょこちょこダンスしたりして、
TVカメラにキャッチされているんですよね。
これもメジャーならでは。みんなノリがいいんです。
イチローがいなくなった後のマリナーズですが、彼が移籍した
事により、やたら存在感が出てきた選手がいます。
それは川崎宗則選手。
足も速いしちょろちょろしているし(笑)やたら機敏!
試合中によく声を出しています。出塁したときには、
対戦チームの選手と積極的に言葉を交わしていたりするんです。すごいなあ。
私が目撃したのは、川崎選手と出塁したレンジャーズの
マーフィー。二人で何か少し話をした後、マーフィーが
川崎選手の腰あたりにぽんぽん、と手をやっていました。

ムネリン、すっかりメジャーリーグに馴染んでいる感があります!
遅れて到着しました。夫の仕事が早く終われなかったのです。
顔なじみの駐車場の係員さんたちにも”今日は
遅いじゃないかー!”と声をかけられてしまうほどでした。
毎回、あまりにも早くボールパーク入りしているので、
そっちのほうが日本だったらありえないことなんですが(笑)
でも大丈夫、いつもきちんとすべての仕事を終わらせて
試合へ行っております!
この日は朝から曇り。今にも泣きそうな空模様に心配していたら
試合開始のころには小雨が降りだしていました。
ダラスには珍しく、肌寒い9月の夜です。

そんな中、鮮やかな赤いキャップで登場したレンジャーズ。
相手はマリナーズです。イチローがヤンキースへ移籍して
はじめてのマリナーズ戦です。
ダルビッシュ選手はデビュー戦を含めどうもマリナーズと
相性が良くないようで、特に7月の試合では7点も
取られてしまいました。だけど近頃素晴らしいピッチングを
見せてきているダルビッシュ選手なので、今回は期待できそう!
↓ダルビッシュ選手、絶対

以前に比べてずいぶん安定してきたダルビッシュ選手に
ファンも熱い声援を送ります。
小雨は振り続けていますが、オンタイムで試合開始。






初回は”打たせて取る”展開。あっさり終わらせて、いいねいいね~!
キンズラーがバッターボックスに立ちます。
(*画像中の白い小さな点は雨です)

マウンドにはマリナーズの岩隈選手。



二重関節?!




たまに”日本人対決だとどっちも応援しづらいですねえ”なんて
言われますが、全然。
レンジャーズ一択!
相手が日本人選手だと、やはり頑張ってほしいという
気持ちはありますが、最終的に勝って欲しいのは
レンジャーズです!!
コンスタントに成績を残すキンズラーですが、前回の
アウェーでのダルビッシュ登板の日には彼の致命的な
エラーでダルビッシュ選手の15勝を惜しくも逃したのです。
キンズラーはどうもダルビッシュ選手登板のときにエラーが多いんですよね~。
イケメンなんですけどね~(関係ない)
今日は気を付けてね!!よろしくねっ。
そんなキンズラー、ホームランかと見まごうプレーを見せます!


ボールは相手ブルペンのふちに当たってバウンドし、フィールドへ戻ってきました。

2塁打かと思われましたが、ここでワシントン監督が抗議に
出ました。”あれはホームランだ!”という抗議です。


審判たちのビデオ判定結果を待ちます。

おお、こんな場面に初めて立ち会います。
マウンドの岩隈選手のもとへ川崎選手、キャッチャーが集まり、
成り行きを見守ります。

やがて姿を見せた主審が”ホームラン!”とのサインを送り、
キンズラーがホームへ。観客は雨のことも忘れて総立ち、
いつものホームランのための花火と音楽も少しタイミングがずれてやってきました。

キンズラーが打ったボールは相手ブルペンの椅子の背に
あたって跳ね返ってきたので、ホームランになるのだそうです。
さっそく1点を先制して、幸先のいいレンジャーズ。
雨がどんどんひどくなり、体が冷えてきたため耐えかねて
私はポンチョを買いに行ってきました。
レンジャーズの"T"ロゴ入りポンチョです。
ショックなことに私がお店を探してウロウロしているあいだに
ハミルトンがホームラン!見逃した~~~。
しかもやっとポンチョを買ってきたのになんだか小降りになってきました。
まあ、よくあることですよね(涙)
さて、気を取り直してダルビッシュ選手です。
この日は15勝もかかっていますが、デビューして以来、
"200個めの三振”がかかった日でもあるんです。
まわりのアメリカ人が”あと○個で200kだ”と話しています。
記録達成なるか!
塁に出たムネリンが気になるダルビッシュ選手(笑)

チラッ





視界の端っこにちょろちょろ動くムネリンが映るんでしょうね(笑)

またもチラッ

しかしムネリンのちょろちょろをはねのけ、彼をホームへ返すことはありませんでした。
そして引き続き順調に三振をとっていきます。
200kの記録まで目前!・・・にしたところで、なかなか達成できません。
あと1つ、あと1つなのに~!とじりじり見守っていたら、
5回に達成!!新人選手として200回目の三振を取りました。
おめでとう!!

以前の”フォアボール病”が嘘のようにフォアボールが減り、
近頃のダルビッシュ選手は安心して見ていられるようになりました。
フォアボールがきっかけで点を取られてしまうパターンは
この夜もあったのですが、それも以前のように大量得点ではなく、1点で抑えました。
ダルビッシュ選手は2-1でリードしている所で降板しました。
マウンドに登場して降板するまで、一度もピッチングコーチである
マダックス氏がマウンド上のダルビッシュ選手に駆け寄る
姿を見ることはありませんでした。素晴らしい!
その後、ダルビッシュ選手から上原選手へ!








最後にガッツポーズ!

上原選手は責任重大な場面を任されますが、すべて三振に
抑えるプレーでこの回をすぐに終わらせました。
野球に疎い私でもこの時は鳥肌が立ったほど、鮮やかな投球ぶりでした。
ダグアウトへ戻る上原選手、キャッチャーのソトと手を
ゴツン、と合わせて”やったね!”のポーズ。
あっという間にマリナーズを黙らせた上原選手のプレーには
観客もかなり熱く拍手を送っていました。
"koji!"コールもあちこちから聞かれましたよ。
あとでテレビを見ていたら、空振りをどんどん取る上原選手を
眺めながら、監督が超ニッコニコになっていました(笑)
かわいかったー♪
マリナーズは岩隈選手の後、投手がどんどん変わる変わる。
ブルペンの選手、使い切ってしまうのではないかと思った程です。
そんなマリナーズに対し、レンジャーズは攻撃の手を弛めません。
ハミルトンがヒットを打ち、エルビスがホームへダーイブ!




この時もみごとセーフ!
そのあともレンジャーズ打撃陣、どんどん攻めます。
ベルトレが敬遠されつつも満塁にし、ここでマーフィーが
打ってハミルトンがホームへ。キャッチャーのソトも打って
レンジャーズの攻撃が終わるころには9-1になっていました。
この頃にはアイシングを終えて、ダルビッシュ選手が
ダグアウトへ出てきていました。

が、9回の”締め”を任されたレンジャーズの投手、カークマンが
あまり良くなかった・・・ホームランを含め2点追加されます。

カークマンがいまいちな分、全力で守るレンジャーズ!


なんとかレンジャーズが逃げ切って、9-3でマリナーズを下しました。
いままでダルビッシュ選手が苦手だったマリナーズ、
ここへきてようやく気持ちのいい勝利をおさめられたのではないでしょうか。
この日の勝利投手はもちろんダルビッシュ選手!
15勝と新人選手として200k達成です。
フィールドに現れた選手たちに送られた拍手と"YUUU!"コール。
ダルビッシュ選手の先を歩くアンドラス君、笑顔で
ダルビッシュ選手を称えています。


ワシントン監督も嬉しそう♪


いやーーー、今夜も盛り上がった試合でした。
ダルビッシュ選手、上原選手はもちろん、打線も
ほぼ全員が活躍したような印象でした。カークマン・・・も一応(笑)
冷たい雨の中、お疲れ様でした!

いよいよ”日米草の根交流サミット”オープニングセレモニーです。
このセレモニーを持って、サミットが始まるのです。
我が家はホストファミリーとして参加しました。
オープニングセレモニーの会場となったのは
フォートワース・ストックヤードにある"Billy Bob's"。
世界で一番大きな(本当かな)テキサス文化を楽しめる
レストランだそうです。でも確かに敷地はかなり広そう。




お店の中へ入るとセレモニー会場まで案内されます。
パーティーやイベントで使われることが多いのか、
途中、いくつも大きな個室を通り過ぎて行きました。
店内もテキサスの雰囲気が漂います。


個室と言っても開放感のかなりあるスペースでしたが。
私たちが案内された部屋もとても大きな場所でした。
いやー、もうこのレストランだけでかなりテキサスな雰囲気
たっぷりです!部屋へ入ってそうそう、S氏と遭遇!
昨日は石巻の少年たちに1日付き添い、今日もまた
ご活躍の模様。S氏の奥様も昨日から共に活躍されています。

ステージにはプレゼンテーションの準備がされてあり、
各市ごとにテーブルが分けられています。


”どこに座ってもいい”と言われたけれど、自分たちの町の
ところに座ることにしました。まだ全員は揃っていないみたいだけど、
この広い場所に今夜はどのくらいの人が集まるのでしょうか。

夫とテーブルに座っていると、続々と同じテーブルに
人が集まり始めました。この日の前の夜、ボールパークで
少しだけ顔を合わせた釜石市の少年たちもやってきました。
そして私たちの町におけるサミットでのコーディネーターの
方や、ほかのホストファミリーの方なども。
いつのまにか会場には日本人、アメリカ人、たくさんの
人が集まってきていました。
同じテーブルの方々と軽く挨拶を交わしていると、
いよいよオープニングセレモニーの始まりです。
挨拶にはダラス/フォートワース日米協会会長や、
昨夜も試合に来られていた前在日アメリカ合衆国大使
シーファー氏、在ヒューストン日本国総領事館総領事
山本氏、各協力自治体の市長などなど。
シーファー氏はフォートワース生まれで、現在も
フォートワースに在住されているのだそうです。
そして今回のサミットの委員長を務めていらっしゃいます。

在ヒューストン日本国総領事の山本氏も感激と感謝の
言葉を述べられました。”今年こそレンジャーズの年です!”と
嬉しいことをおっしゃっていましたが、ヒューストンには
MLBチームのアストロズがあるんだけど大丈夫かな(笑)

続いて様々な組織の代表者の方が挨拶を述べられていきます。
久しぶりだなあ、こんな日本っぽいかんじ(笑)
壇上でエライ人が挨拶を述べるのをこちらはひたすら
見ているだけという完全な日本式のセレモニー。
これはアメリカ人も疲れるんじゃ・・・・と思っていたら
同じテーブルに座っていた釜石市の中学生が真っ先に
飽きていました(笑)友達同士でクスクス笑ったり、
ちょっかい出しあったり。中学生にはこの空気、しかたないよね~。
で、”さむっ!!”
どうやら会場のエアコンが効きすぎていたようです。
確かに私もちょっと効きすぎだなーとは思ってはいたけど、
こちらの環境に慣れてきたのか半そででもまだ大丈夫でした。
聞いてみたら釜石市も夏はエアコンを入れるけど、
こんなに寒いのは慣れてない、と。そりゃそうだ。
で、男の子たちはかわるがわるお手洗いに立ったり
寒いからとTシャツの中にぜんぶ腕を入れてしまったり(笑)
男子ってやつは・・・・・(笑)
やがて壇上には気仙沼の中学生の一団が登場しました。

この日のために昨年の3月11日起きたこと、
そして今の気仙沼のことをアメリカ人に英語で伝えるべく
準備してきたのです。短い文章ですが、練習してきた
英語で”あの日”のことを伝えた中学生たち。
特に、会場に大きなショックを与えたのは
偶然撮影された3月11日、朝の気仙沼の海から
港を眺めた美しく穏やかな風景。
これが、同じ日の午後には一変した風景に変わりました。
津波が押し寄せたあとの写真も公開され、そのあまりにもの
変わりように呆然とする人も・・・・・

プレゼンテーションは、辛い日々を乗り越え、以前の
気仙沼を取り戻すべく、前向きに生きる自分たちの紹介で
締めくくられました。本番前には緊張で胃痛に襲われつつも
素晴らしいプレゼンテーションをしてくれた気仙沼の
中学生に会場中から惜しみない拍手が送られました。

ちょっと面白かったのは彼らの引率の英語の先生。
とても英語がお上手なんだけど、"today"を
”トゥダーイ!!”と発音されてました。オーストラリアで
英語を勉強されたのかな?

セレモニーも終盤、ここで日本人にとって大変なじみの深い
方々がスピーチに登場されました。
マシュー・ペリー提督五代目のDr.マシュー・C・ペリー氏、
ジョン万次郎五代目中濱文氏、ホイットフィールド船長五代目の
ロバート・ホイットフィールド氏です。
↓ジョン万次郎五代目中濱文氏

↓五代目Dr.マシュー・C・ペリー氏
”開国シテクダサイヨー”とは言ってくれなかった・・・
野生生物学者でいらっしゃるそうです。

日本人なら誰もが知っている彼らの名前。
鎖国していた日本に開国を迫ったペリー提督、
海を漂流していたところを助けられ、はじめてアメリカへ
渡った日本人となったジョン万次郎、そしてその
万次郎を助け、のちに養子にし、永遠の友情を築いた
ホイットフィールド船長、それぞれのご子孫です。
おおお!すごい!!
このメンバーにはさすがの中学生も驚いたのか、
ついさっきまで友達同士でふざけあっていたのに、
デジカメで真剣にこの名高いご子孫たちを撮影していました。
君たち、さっきまでの姿はどこへ行ったんだ!(笑)
ジョン万次郎の中濱家とホイットフィールド家はなんとこれまで
170年以上も交流を続けているのだそうです。
両家ともすでに次代の方が決まっていて、これからもずっと
交流を深めていくのでしょう。
そしてこの草の根交流サミットでは、中濱家とホイットフィールド家のように
日米双方が国と国だけでなく、国民同士が今後もずっと
親密な交流を続けていきますようにという願いの象徴でもあり、”草の根交流センター”が誕生したきっかけでもあるそうです。
いやー、すごい方々にお目にかかれてなんだか
胸が熱かったです。反対に、アメリカ人サイドからしてみると
あまりなじみのない方なので、”日本の歴史の教科書に
載っているスゴイ人たち”と説明しておきました。
さて、ながーーーいご挨拶が終わるとやっとお食事!
バフェでテキサスBBQが楽しめます。
私もこのころにはすっかり冷えていて、少しは温まれるかなと
食事を取りに行きました。

メニューはテキサスBBQをメインに、ビーンズ、
コールスロー、マッシュポテトなどなどアメリカンなお料理たち。
味もまあ、よくある味というか(笑)



夫と食事をしていると”ラインダンスやりますよー!”との声。
こちらのレストランではウエスタンラインダンスを教えてくれるそうです。
(横一列に並んで足を上げるあのラインダンスではありません)
確かにフロア真ん中にダンスのための大きなスペースが設けられています。
食事もほとんど終わったし、まだ寒いし体を動かしたら温まるかも!
(こればっかり(笑))と思い、率先してダンスに参加しました。
”熱血指導しちゃうyo!"カウボーイハットのインストラクター。

夫はダンスのレッスンには加わらず、写真係。
日本人、アメリカ人が入り混じって指導を受けました。
ステップはとても簡単、途中で手を打ったり下がったり。


どこかのグループの少年たちも参加して、友達に囃し立てられながら
ステップを踏んでいました。
みんなで何度か練習して、音楽にも合わせてダンス。


激しいダンスではなかったけど、終わるころにはちょうどよく
体が温まりました♪

ダンスのレッスンが終了し、しばらくしてセレモニーはお開きに。
釜石の中学生たちは、”食欲がない”ということで
テキサスBBQを口にしなかったみたいです。
ただひたすら”眠い眠い”と言っていました。
初めての時差ぼけだから仕方ないですね。
BBQも特に美味しいわけではなかったし・・・
彼らはあのまま何も食べずにホテルへ戻りましたが、
お腹すかなかったかな?そんなことを気にしながら私たちも家路へ。
さて、いよいよこの翌日からは我が家でのホームステイが始まります!
ごちけん様、
本日(9月10日)、こちらからスナイダー選手の
サインボールの発送を完了いたしました。
7日~10日ほどで到着することと思います。
無事、届きますように!
セレモニーのことなどについて綴りたいと思います。
私たちは例のごとく早めに球場入りしていましたが、
石巻の少年野球チームの皆さんもほどなくしてフィールドに登場。
たくさんのカメラマンに囲まれています。

レンジャーズのスタッフに先導されて彼らが案内された場所は
レンジャーズの選手の練習をフィールド内で見学できる、
最もギリギリのところ。しかもダルビッシュ選手が
練習をしています!登板日はあまりフィールドに
出てこないのですが、特別な日なので、この日のために
出て来てくれていたのかもしれません。
ほかのレンジャーズの選手もやってきて、ナポリや
アダムスなどが少年たちにサインをしていました。


マイク・アダムスからTシャツにサインを貰っています。

ダルビッシュ選手、上原選手からもサインをもらえたようです。
彼らが着用しているのはレンジャーズからプレゼントされた
ロゴ入りベースボールキャップとTシャツです。
みんな、この機会にレンジャーズの選手を覚えてね~!
サインくれた選手たちはみんな先発メンバーばかりですよ!
石巻の少年野球チームのお世話係として
暑い中みんなの写真を撮ったり色々と動いていらっしゃったのは
ダラスダルビッシュファンクラブの会長でもあるS氏。
この日は石巻市からの小さなお客様を迎えるために
朝から空港へ迎えに行ってフォートワースのホテルまで同行し、
ずっと彼らに付き添っていらっしゃったそうです。
お疲れ様です!!(濃い緑のシャツの方がS氏)

6時半からいよいよ日米フレンドシップナイトの
セレモニーが始まりました。石巻チーム、再登場です。

緊張気味の少年たちの前に現れたのはレンジャーズの
マスコット、”キャプテン”です。(キャプテンの右隣の
赤いポロシャツの方はただのオジサンじゃありません。
球団オーナー、ノーラン・ライアン氏。子供たちー!
ちょーえらいひとですよーーー!!)

”キャプテン”はこの日バスでボールパークに到着した
石巻の少年たちを誰よりも先にお出迎え。
みんながホットドッグなどを楽しむ場所にも現れて
ちょっかいを出したりして笑顔を誘って仲良くなっていました。
言葉が通じなくてもジェスチャーで色々と少年たちの
お世話を焼いたりする”キャプテン”、
ただの球団マスコット以上の仕事っぷりだと思います。
素晴らしいね!
藤崎アメリカ合衆国駐箚特命全権大使、
シーファー前在日アメリカ合衆国大使も来場。

20名のボランティアによって、日米の国旗がフィールドへ
静かに運ばれていきます。


そして両国の国旗が見守る中、石巻の少年たちが紹介され、
宮城県南三陸町からやってきた鹿子踊り(ししおどり)の
グループが紹介されました。

続いて、テキサスのボールパーク・イン・アーリントンの
フィールドで南三陸の伝統的な鹿子踊りが披露されました。
夫も私も鹿子踊りを見るのははじめて。
この大がかりな衣装や太鼓、小道具を運ぶだけでも
大変だったのではないでしょうか。


勇壮に舞う鹿子踊りの後ろで至って普通に
投球練習を続けるダルビッシュ選手。冷静(笑)

あれ、これはレンジャーズの選手かな?コーチかな?

夫と画像に目を凝らした結果、クルーズ選手ではないかと
思います。鹿子踊りの保存会の方に近づいて、
言葉を交わしています。何を話していたんでしょうね。

踊りの披露が終わり、観客から拍手で見送られながら
退場していく皆さん。暑いのにお疲れ様でした!

そしてこの日の始球式はやはり石巻の少年野球チームの
メンバーが務めました。
手を高く上げながら、笑顔でマウンドへ登場した少年。

メジャーリーグでの投球はどんな気持ちだったのでしょうか。



プレイボール直前には毎試合、マウンドへボールを運ぶ
これまた名誉ある大役があるのですが、これも
石巻の少年が務めました。MLBのボールを手にして
マウンドへ向かいます。その後ろ姿を見送る”キャプテン”。

素晴らしい試合ぶりを見せてくれたダルビッシュ選手ですが、
ちょっとした怪我があり、この夜、11日ぶりの登板でした。
ちょうど日米フレンドシップの日に登板が決まり、
日本人にとっては最高の演出の夜になりました。
本来はこの前日の登板予定だったので、
ワシントン監督の粋なはからいなのかもしれません。
ところで石巻の少年野球チームがセレモニーに出ている間、
釜石市の野球部少年たちはようやくDFW空港に到着したばかりでした。
事前にもらっていた予定ではただでさえ試合開始ギリギリの
スケジュールだったのですが、強風で着陸が遅れ、
空港へ向かう途中のラッシュにも巻き込まれて、
彼らが到着したのは試合が始まった後でした。
日米フレンドシップナイトのセレモニーも当然見られず・・・。
遅れて到着したにも関わらず、彼らは疲れも見せず、
初めて見るメジャーリーグ、ダルビッシュ選手を見て
瞳を輝かせて試合を楽しんでいました。
この試合の様子はお馴染みのFSSW(Fox Sports
South West)によって放映されましたが、やはりいちばん
映し方をわかっているFSSW、試合途中にも
日本人のグループをたくさん映してくれました。
石巻のグループとS氏へのインタビューや、
試合観戦中の釜石市の男の子たちもTVに映りました。
そのほかお友達ご家族もたくさん!さすがFSSW!
藤崎アメリカ合衆国駐箚特命全権大使もFSSWレポーター、
ジム・ノックスからインタビューを受けられていて、
ちょっとお話は長かったけど(笑)スマートかつ
ユーモアあふれるしめくくりでこれまたさすが!でした。
さて、セレモニーではないけれど、試合前にかわいい
ホットドッグカーに乗ってやってきたのは
お友達ご家族のお嬢さんたち。

球場で大きなホットドッグを買ったらこの車に乗る権利に
当選したみたいです。2人共最高に素敵な笑顔でした。
広いフィールドをこのホットドッグ号でぐるっと1周できたほか、
ダルビッシュ選手のすぐそばを通ったそうです!

少々長めの今回の記事ですが、いつもとは少し違った
試合前の雰囲気をお楽しみ頂けていれば幸いです。
私たち夫婦はこの夜、”草の根交流サミット”のボランティアや、
釜石市の少年たちのいる場所と座席を行き来していたため、
細かいところを見逃している部分が多々あることと思います。
ご了承ください。
この日は珍しく蒸し蒸しして暑い日でした。
座っているだけで汗がじっとり。もちろん、気温も高い。
”草の根交流サミット”参加者の皆さんと、被災地からやってきた
野球少年たちが見守る中でのプレイボールです。
ダルビッシュ選手、日本からの皆さんに、
今日もいいプレーを見せてあげてください!!







・・・と、思ったら1球目から打たれました。ぱかーんと☆
でもそのあとの打者2人はみごと三振で点を入れさせず。
さっそくボールパーク中に"YUUUU!!!"とYUINGが
響き渡りました。YUINGを初めて耳にした少年たち、
どう思ったでしょうか?(ちょっとブーイングと紛らわしい(笑))
この日のレイズの先発投手はなかなかいいピッチャーで
投手戦が予想されていました。ダルビッシュも調子がよくて、
お互い点を入れさせません。すごい!今日もすごいよー!
しかしレンジャーズの打者たちもがんばりますが、
なかなか点につながりません。
ハミルトンからも快音は聞かれず。
ハミルトン、少年たちにあなたのメジャーのホームランを
見せてあげて欲しかったわ・・・・・


途中、ハミルトンが打ったファウルボールが私たちの
座っている場所の後方の方が持っていたビールに
飛び込むハプニングも!フェンスがないメジャーならでは。
ビールの持ち主も大はしゃぎ。これもアメリカならでは!
それにしてもマウンドのダルビッシュ選手、暑そう。


私も(忙しかったこともありますが)何度となくハンカチで
汗をおさえていました。見ている方もこれだけ
蒸し暑いのですから、プレーしている選手は
当たり前ですよね。大変だ。
3回に気持ちのいいダブルプレーがあり、どんどん
ボールパークが盛り上がっていきました!
途中、ダルビッシュ選手が打者を塁に出して
あわや点が入るのでは、という場面も2回ほどありましたが
なんとかそのピンチを抑えてくれました。
”いつものパターン”に陥らず、ホッとしました。
不安な場面にはすかさず新しいキャッチャーのソトが
駆けつけてきます。ソトはなかなか面倒見がいい感じですね。


アメリカでは球場側から色々と観客に向けて盛り上がりを
仕掛けてきます。(もちろん観客の自主的な応援もあります!)
ディスプレイに表示されたのは
"Let them know you are in Texas!"
”やつらにテキサスにいるという事を思い知らせてやろう!”。
これを見てまた観客は盛り上がるのです。
そうだ、思い知らせてやるんだー!ここはテキサスだ!!
0-0のまま進む試合でしたが、その突破口を切り開いたのは
安定した活躍を見せるキンズラーのソロホームラン。
やったーーーー!!


この花火、子供たちも見たかな??
ボールパークの盛り上がりは留まるところを知らず。
ダルビッシュ選手は7回まで好投して降板します。
そのあとはアダムス→ネイサンへ。
このネイサンが凄かった!1-0でリードし、
固唾をのんで観衆が総立ちで見守る中、レイズの打者を
三者三振!なんとも気持ちのいい試合終了っぷりでした。



試合後、インタビューを受けるキンズラー。

この夜は特に、日本からたくさんの人たちが来ていたので
こんなにいい試合になって本当に良かったです。
私たちの日本人のお友達も大勢見に来られていましたが、
みんな晴れやかな顔で”ダルビッシュの13勝目を、
子供たちや参加者の人に見せてあげられてよかった!”と
口にしていました。
ダルビッシュ選手が13勝目を飾ったこの日は、
ダラス在住日本人にとっても、日本からの皆さんにとっても、
そしてきっとダルビッシュ選手にとっても特別な日になりました。

おまけ:上原選手も本格的に復帰して久しぶりにブルペンへ!

【夫シリーズ】じゃないけどズームイン☆
